公安部と特捜部

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後になって「帰ってきたタマネギマン」として復活するかもしれませんが、とにかく、対立と分裂という意味においては、セウォル号や朴槿恵氏弾劾を匹敵するほどの爪痕を残したチョ・グク氏事態。

よく「特捜部」という話が出てきますが、何で特捜部がここまで狙い撃ちされているのでしょうか。簡単に言うと、盧武鉉大統領を捜査していたのも、チョ・グク氏の家族(多分、チョ氏本人も)を捜査しているのが特捜部だから・・というのもあるでしょう。

でも、実は、それだけではありません。

 

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朴正煕氏は1973年、最高検察庁捜査局第二課を、公務員犯罪に特化した「特捜部」とし、第三課を公安・選挙事件の捜査業務に特化した「公安部」と名付け、それぞれの分野での捜査を任せることになります。

それからしばらく、韓国の検察において特捜部と公安部は、検察による直接捜査の二本の軸と呼ばれ、特捜部と公安部の検事は、全ての検事たちの憧れの的でした。

https://news.v.daum.net/v/20191014110143046

 

公安部は言うまでもなく、北朝鮮関連の、いわば「赤」関連の捜査を担当します。特殊部は、社会的に大きな影響力を持つ事案に限り、自主的に犯罪事実を認知して捜査します。大物政治家、高位公職者の権力乱用、財閥総帥による大企業関連犯罪など、毎日トップニュースになるそうな案件担当です。よく話題になる「前大統領の牢屋行き」も、特捜部担当です。

もし韓国に、韓国の国家保安法的に考えて「やばっ」な人がいるとします。例えば、北朝鮮を「政府」として認めて連邦制統一を考えている人、などです。そして、その人がとてもとても感情的になった社会雰囲気の影響にうまく乗ることができて、ものすごく高位の公職者になったなら、その人は公安部と特捜部をとても気にすることになるでしょう。

さらにさらに、彼の盟友が検察捜査の途中に自殺したとか、そんな経験があるなら、その「気にする」は想像を超えるはずです。

さらにさらにさらに、その人は五年しかその公職の任期が出来ず、次に政権が変わったりすると検察捜査を受ける可能性が高いとなると、それはもう病気レベルになってもおかしくないはずです。

 

その人が任期中に公安部と特捜部を潰そうとするのは、ある意味、当然かも知れません。

いわゆる検察改革の核心は、公安部と特捜部を潰すことでした。「人権を大事にしない」などが表向きの理由でした。

彼らがやりすぎたのも事実ですが、公安部は、8月、廃止となりました。分断国家で公安部が廃止されたことは、にわかには信じられないことですが、とにかく、消えました。

そして、昨日、特捜部も「反腐敗部」と改名し、その権限と人数は大幅に縮小されました。

 

チョ・グク氏は、「文在寅大統領の安全装置」という役目だけは、果たしたのかもしれません。韓国ですから。

でも、意味があるのでしょうか。

もし政権が変わって、文大統領を「朴槿恵様の敵!」として撃つ気があるのなら、検察がどうとか関係なしに潰すでしょう。

それもまた、韓国ですから。

 

 

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Source: シンシアリーのブログ